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「生きづらい」のは誰のせい?

「生きづらさ」という言葉が、当たり前のように聞かれるようになった今の時代。

毎日を懸命に生きている人ほど、「どうしてこんなに苦しいんだろう」と、

出口のないトンネルの中にいるような気持ちになることがあるかもしれません。


「生きづらさを生み出しているのは自分自身」


こんなことを耳にしたことはありませんか?

この言葉はとても残酷に聞こえますよね。

「自分が悪いってこと?」「これ以上、自分を責めなきゃいけないの?」と、

心がキュッと固まってしまうのも無理はありません。


ですが、心理学の視点からこの言葉を紐解いてみると、そこには「自分を責めるための理由」ではなく、「自分を自由にするためのヒント」が隠されているのです。


今日は、その理由を優しく解き明かしていきたいと思います。



1. 私たちがかけている「心のメガネ」


心理学の有名な考え方に、アドラー心理学や認知行動療法があります。そこで共通して語られるのは、「出来事そのものが人を苦しめるのではなく、その出来事をどう解釈したかが人を苦しめる」という考え方です。


私たちはみんな、自分だけの「心のメガネ」をかけて(フレームを通して)世界を見ています。

  • 「人から否定されるのが怖い」というメガネ

  • 「完璧でなければ価値がない」というメガネ

  • 「どうせ最後は一人になる」というメガネ


例えば、誰かが目の前でため息をついたとき。

ある人は「疲れているのかな」と思い、ある人は「私、何か悪いことしたかな?」と不安になります。この「不安」を生み出したのはため息をついた相手ではなく、自分のメガネを通してみた「解釈」なのです。


「自分自身が生きづらさを生んでいる」という言葉の真意は、「あなたのせい」ということではありません。「あなたが今かけているメガネが、少しだけ世界を厳しく見せているのかもしれませんよ」という、優しい気づきのお知らせなのです。


2. その生きづらさは「かつてのあなた」を守った盾


なぜ、そんな苦しいメガネをかけてしまうのでしょうか?

それは、あなたが悪いわけではありません。むしろ、今日まで生き抜くために、そのメガネが必要だったのです。


幼い頃、厳しくされることで愛される実感を守ってきたのかもしれません。

あるいは、感情を抑えることで、家庭や学校の平穏を守ってきたのかもしれません。


「防衛機制」や「インナーチャイルド」の視点で見れば、今感じている生きづらさは、かつてのあなたを守るために必死に作り上げた「盾」や「鎧」のようなもの。


今はもう、その戦場にはいないのに、重い鎧を脱ぐのが怖くて着続けている。だから、歩くのがしんどくなってしまう。


生きづらさの正体は、自分を責めるべき欠点ではなく、「もう役目を終えようとしている、かつての守り神」なのです。


3. 「責任」ではなく「自由」を取り戻す


「自分のせいだ」と思うと、心は重くなります。でも、「自分の内側に原因がある」と気づくことは、実はものすごい希望でもあります。


なぜなら、周りの環境や他人の性格を変えるのは至難の業ですが、「自分の捉え方」「自分との接し方」なら、いつからでも、自分のペースで変えていくことができるからです。

これを心理学では「内的統制感」と呼びます。自分の人生のハンドルを、自分自身の手に取り戻す感覚です。


「誰かのせいで苦しい」と思っている間は、その誰かが変わってくれない限り、私たちは救われません。でも、「自分の心の仕組みが今の状況を作っているのかも」と少しだけ視点を変えられたとき、あなたは自分の人生を救う「唯一の主人公」になれるのです。


4. 自分に「優しくする」勇気


では、どうすればその重い鎧を脱いで、生きづらさを手放せるのでしょうか?


一番大切なのは、「自分を責めるのをやめること」です。 「あぁ、私またネガティブに考えてるな」と気づいたとき、そんな自分を叱るのではなく、「そう思っちゃうくらい、今まで頑張ってきたんだね」と、親友に声をかけるように、自分を労わりの声をかけてあげてください。


これをセルフ・コンパッション(自分への慈しみ)と言います。


自分を厳しく律することで生きづらさを乗り越えようとするのは、「泣きっ面に蜂」。

そうではなく、今の自分を丸ごと「そうだよね、苦しいよね」と受け入れること。

その安心感の中で初めて、人は新しいメガネにかけ替える勇気が持てるのです。



おわりに:あなたは、あなたの味方になっていい


「生きづらさは自分が生み出している」


この言葉を、どうか「鞭」としてではなく、「愛」として受け取ってみてください。

あなたは、自分を苦しめるためにそれを生み出したのではありません。


必死に自分を守ろうとした結果、少しだけ不器用な守り方をしてしまっただけなのです。


もう、そんなに頑張って自分を追い詰めなくて大丈夫です。

まずは深呼吸をして、重い鎧を少しだけ緩めてみませんか?

あなたの世界を優しくできるのは、他の誰でもない、あなた自身です。

そして、その力はもう、あなたの中にしっかりと備わっています。


そして今回は特別に、お試しカウンセリングに来てくださった方限定で、「自分を癒すアファメーションの作り方」「自分を自由にするためのセルフ対話シート」をプレゼントさせていただきます🎁。


この機会にぜひ私とお話しませんか?


自分を愛する
自分を愛する


 
 
 

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