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『人生に恐れるべきことは何もありません。あるのは理解すべきことだけです』マリ・キュリーの言葉~恐怖を理解に変える心理学
キュリー夫人のこの言葉は、単なるポジティブな格言ではなく、実は 人間の脳の仕組みと心理学の核心 を突いた非常に理にかなった考え方です。 心理学的な観点から見ると、この言葉は「未知への恐怖」を「知識によるコントロール」へと変換するプロセスを指しています。わかりやすく3つのポイントでお話ししますね。 1. 脳は「わからないこと」を敵とみなす 人間の脳、特に原始的な部分(扁桃体)は、 「よくわからないもの」を生存を脅かす「危険」と判断する 性質を持っています。 恐怖の正体: 私たちが何かを怖いと感じるとき、それは対象そのものよりも「何が起こるか予測できない」という不確実性に反応しています。 脳の反応: 暗闇を怖がるのは、そこに何がいるか「理解」できていないからです。ライトを照らして正体がわかれば、恐怖は消えますよね。 2. 「理解」は脳の主導権を取り戻す作業 心理学には 「認知の再評価」 という言葉があります。これは、物事の捉え方を変えることで、感情をコントロールする手法です。 キュリー夫人の言う 「理解すべきこと」 とは、感情に支配された状態から

nirin-so
37 分前読了時間: 3分


もう、誰の顔色も伺わなくていい。24時間営業の『いい人』を卒業しませんか?
「なんだか疲れたな……」 ふとした瞬間に、そんな言葉が口をついて出ることはありませんか? 誰かに誘われたら断れない。 相手が不機嫌だと「私が何かしたかな?」と不安になる。 自分の意見よりも、その場の空気を優先してしまう。 もしあなたがそうなら、あなたはこれまで、 年中無休・24時間営業の「いい人」というコンビニエンスストア を、たった一人で切り盛りしてきたのかもしれません。 今日は、そんなあなたへ。 もう店のシャッターを下ろして、あなた自身の人生を取り戻すための「卒業証書」をお渡ししたいと思います。 なぜ、あなたは「24時間営業」を始めたのか? あなたが「いい人」をやめられないのは、決してあなたの意志が弱いからでも、性格のせいでもありません。 それは、 幼いあなたが生き延びるために身につけた、必死の「生存戦略」だったから です。 アダルトチルドレンや、いわゆる毒親と呼ばれる環境で育った人たちにとって、家は「安心できる場所」ではなく「戦場」あるいは「地雷原」でした。 親の機嫌がいつ爆発するかわからない。 「いい子」にしていないと、居場所を与えられな

nirin-so
3 日前読了時間: 4分


緩みの科学:最高のパフォーマンスを引き出す「心のゆとり」の作り方
「もっと頑張らなきゃ」「結果を出さなきゃ」……。 私たちは日々、自分を奮い立たせ、プレッシャーの中で戦っています。しかし、皮肉なことに、「力めば力むほど、成果から遠ざかってしまう」という現象を経験したことはありませんか? スポーツやビジネス、あるいは大切なプレゼンの場。そこで真に実力を発揮するために必要なのは、根性ではなく 「緩み」 です。 今回は、NLP(神経言語プログラミング)の視点と心理学の知見を交え、なぜ「緩むこと」が最強のパフォーマンス戦略なのかを解き明かします。 1. NLPで解く「緊張」と「緩み」の正体 NLPでは、私たちの体験をVAC(視覚・聴覚・身体感覚)という五感の要素で捉えます。緊張している時、私たちの内側では何が起きているのでしょうか。 V(視覚:Visual): 視野が極端に狭くなる「トンネル・ビジョン」状態。目の前の問題しか見えず、周りの状況が入ってきません。 A(聴覚:Auditory): 「失敗したらどうしよう」という早口で高いトーンの自己対話(内部対話)が繰り返されます。 C(身体感覚:Kinesthetic

nirin-so
6 日前読了時間: 4分


アダルトチルドレンの人生はなぜハードモードなのか?代々引き継がれる「OS」
「なぜか自分の人生だけ、いつも難易度が高い気がする」 「頑張っているのに、報われないことばかりが続く」 もしあなたがそんな風に感じているなら、それはあなたの能力が低いわけでも、運が悪いわけでもないかもしれません。実は、 親から引き継いだ「人生の初期設定」がハードモードのままになっている 可能性があります。 今回は、心理学的な観点から「人生ハードモード」の正体と、そこから抜け出すためのヒントを紐解いていきます。 1. あなたが引き継いだ「OS」 私たちは子供の頃、親の価値観や世界観を「正しいOS(基本ソフト)」として脳にインストールします。特に、お金や人間関係で苦労してきた親のもとで育つと、無意識のうちに次のような設定をダウンロードしてしまいます。 「人生は苦労してナンボだ」 「お金を稼ぐのは汚いこと、あるいは大変なことだ」 「人はいつか自分を裏切るものだ」 心理学ではこれを 「ファミリー・スクリプト(家族の脚本)」 と呼びます。親が口癖のように言っていた「大変だよ」「世の中甘くないよ」という言葉が、あなたの人生を縛るルール(設定)になってしまうの

nirin-so
1月26日読了時間: 4分


「今、ここ」から人生を創り出す。選択理論心理学が教える「幸せの選び方」
「あの時、ああしていれば……」と過去の後悔に沈んだり、「もしあんなことが起きたらどうしよう」と未来の不安に震えたりすることはありませんか? 私たちは、物理的な体は「今」という時間にしか存在できないのに、心だけは自由自在に(そして時には厄介なことに)過去や未来へタイムトラベルしてしまいます。 しかし、過去を悔やんでいるのも、未来を不安がっているのも、紛れもなく 「今のあなた」 です。 今回は、アメリカの精神科医ウィリアム・グラッサーが提唱した 「選択理論心理学」 の視点から、私たちがどうすれば「今」をより良く生き、自分らしい人生を選択できるのかを紐解いていきましょう。 1. 私たちは「外側」に操られていない 従来の心理学の多くは、「外からの刺激(過去のトラウマや他人からの言動)によって、私たちの反応が決まる」と考えられてきました。これを「外的コントロール」と呼びます。 しかし、選択理論は全く異なる立場をとります。 「すべての行動は、自らの選択である」 これを「内部コントロール」と呼びます。私たちは外からの刺激に反応するロボットではなく、自分の内側に

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1月23日読了時間: 4分


「心の広さ」その本当の意味とは?アダルトチルドレンが陥りがちな罠
「心が広い人になりたい」――。 私たちは多かれ少なかれ、そんな願いを持っているものです。世間一般では、怒らずに何でも受け入れることが「心の広さ」とされ、逆にいつまでも怒りを感じたり、相手を拒絶したりすることは「心が狭い」と片付けられがちです。 しかし、心理学的な視点から見ると、この解釈は少し危ういものだと言わざるを得ません。 実は、 「許せないことがある=心が狭い」 わけでも、 「なんでも許す=心が広い」 わけでもないのです。今回は、本当の意味での「心の広さ」とは何か、心理学の観点から紐解いていきましょう。 1. 「許せない」は、自分を守るための大切な防衛本能 心理学には、「パーソナル・バウンダリー(心の境界線)」という概念があります。これは、自分と他人の間にある目に見えない安全圏のようなものです。 誰かに嘘をつかれたり、尊厳を傷つけられたりしたとき、私たちは「許せない」という強い怒りを感じます。この怒りは、 「自分の境界線が侵された」というアラート です。 もし、何でもかんでも許してしまったらどうなるでしょうか? 境界線はどんどん踏み荒らされ、

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1月21日読了時間: 4分


「りんごとバナナ、どちらが正しい?」~正しさという名の防衛反応~
「りんごとバナナ、どっちが正しい?」 そんな風に聞かれたら、きっと誰もが「えっ?質問の意味がわからない」と思いますよね?りんごにはりんごの、バナナにはバナナの良さがあり、そこに「正誤」という概念を持ち込むこと自体がナンセンスだからです。 しかし、これが「人間」のこととなると、私たちは途端にこのシンプルな真理を忘れてしまいます。 今回は、この「りんごとバナナ」の例えを入り口に、なぜ私たちが他人の個性を攻撃し、自分たちの正しさを主張し合ってしまうのか。その心のメカニズムを心理学的な観点から紐解いていきたいと思います。 1. 私たちの脳が陥る「素朴実在論」の罠 なぜ私たちは、りんごに「黄色くなれ」とは言わないのに、人に対しては「もっとこうあるべきだ」と言ってしまうのでしょうか。 その背景には、心理学で 「素朴実在論(Naïve Realism)」 と呼ばれる認知のバイアスがあります。これは、 「自分は世界を客観的かつ正確に見ており、自分と意見が異なる人は、何らかの偏見を持っているか、情報が不足しているのだ」 と思い込んでしまう心理状態を指します。...

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1月19日読了時間: 4分


突然襲い掛かる不安~苦しみから解放されるために
突然の激しい動悸、胸が締め付けられるような感覚、そして「この世が終わってしまうのではないか」というほどの強烈な不安……。 アダルトチルドレン(AC)の方にとって、こうした不安は決して珍しいものではありません。 しかし、その正体がわからず、「自分が弱いからだ」「自分がおかしいからだ」と自分を責めてしまうことで、さらに苦しみのスパイラルに陥ってしまうことも少なくありません。 今回は、心理学的な観点から「なぜアダルトチルドレンは強烈な不安に襲われるのか」、そして「どうすればその苦しみから解放され、楽になれるのか」を丁寧にお伝えしたいと思います。 1. なぜ「強烈な不安」が襲ってくるのか? 心理学の視点で見ると、その不安は「今のあなた」が感じているというより、あなたの心の中にいる「インナーチャイルド(傷ついた子供時代の自分、気持ち)」が上げている悲鳴だと言えます。 過去の「サバイバル戦略」の残り香 機能不全家族(アルコール依存、虐待、過干渉、あるいは感情の交流がない家庭など)で育った子供は、常に親の顔色を伺い、いつ爆発するかわからない空気を察知して生きる

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1月16日読了時間: 4分


自分に呪いの言葉をかけていませんか?~無意識に自分を縛る6つの呪い
脳内で繰り返されるひとり言~「セルフトーク} 自分を励ますつもりが、気づけば自分を追い詰めてはいませんか? 日々の何気ない口癖が、実はあなたの可能性を縛り、心を蝕む「呪いの言葉」になっているかもしれません。 心理学の観点から見ると、これらの言葉は強力な「自己暗示」として働き、私たちの思考や行動を無意識のうちにコントロールしてしまいます。 今回は、自分にかけてしまいがちな 6つの呪いの正体 と、その呪いを解き、自由になるための心理学的アプローチを解説します。 1. 知らずに自分を縛る「6つの呪い」 私たちが無意識に使っている言葉は、心理学における「自動思考」(パッと浮かぶ思考の癖)と深く結びついています。 ① 「どうせ私なんて」:学習性無力感の入り口 この言葉は、心理学者セリグマンが提唱した 「学習性無力感」 を強めます。「何をやっても無駄だ」という感覚が定着すると、解決策を探す意欲さえ奪われてしまいます。 ② 「私には無理」「できない」:自己効力感の低下 スタンフォード大学のバンデューラが提唱した「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」、つまり「自

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1月14日読了時間: 4分


アダルトチルドレンはノーシーボ(ノセボ)効果が通常運転になっている?~プラシーボ(プラセボ)効果とノーシーボ(ノセボ)効果
心の持ちようが体に影響を与える「病は気から」という言葉。 心理学の世界では、これを「プラシーボ(プラセボ)効果」 と 「ノーシーボ(ノセボ)効果」という言葉で説明します。 特に、機能不全家族の中で育ち、生きづらさを抱える「アダルトチルドレン(AC)」の方々にとって、この「ノーシーボ効果」は単なる心理現象ではなく、日常を支配する 「通常運転」 の状態になっていることが少なくありません。 今回は、この2つの効果のメカニズムと、アダルトチルドレンがなぜノーシーボのループに陥りやすいのか、そしてそこから抜け出すためのヒントを心理学的な観点から紐解いていきます。 1. プラシーボ効果とノーシーボ効果とは? まずは、言葉の定義を整理しておきましょう。 プラシーボ効果(偽薬効果) 本来は薬理作用のない物質(ブドウ糖など)を「これは効く薬だ」と信じて服用することで、症状が改善する現象です。 「良くなる」というポジティブな期待 が脳内の報酬系を刺激し、ドーパミンやエンドルフィンといった鎮痛・快楽物質を放出させます。 ノーシーボ効果(反偽薬効果)...

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1月12日読了時間: 5分


なぜ自分ジャッジ(否定・批判)をやめられないのか?
「自分をジャッジ(否定・批判)するのをやめましょう」 最近よく耳にする言葉ですが、正直「それができれば苦労しないよ!」と感じてしまいませんか? 「ダメだと思っちゃいけない」と思えば思うほど、余計に自分を責めてしまう……。 このループ、実は心理学的にも非常に理にかなった現象なのです。 今回は、なぜ私たちは自分をジャッジしてしまうのか、そしてどうすればその苦しさから抜け出せるのかを、心理学の視点から紐解いていきます。 1. なぜ、ジャッジしてしまうのか? 自分を裁く声は、決してあなたが「性格が悪い」からでも「意志が弱い」からでもありません。そこには、人間が生き延びるために備えた 3つの心理メカニズム が働いています。 ① 本能的な「ネガティブバイアス」 人間には、良いことよりも悪いことに敏感に反応する 「ネガティブバイアス」 という本能があります。 原始時代、群れから外れることは死を意味しました。そのため、自分の欠点(=群れに受け入れられない要因)をいち早く見つけ、修正しようとする防衛本能が、現代では 「自己批判」 として現れているのです。 ② 幼少

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1月10日読了時間: 4分


場所を変えても、相手を変えても、なぜか同じ苦しみが繰り返される本当の理由とは?
ダメンズに引っかかる、パワハラ上司に遭いやすいなど、 場所を変えても、相手を変えても、なぜか同じ苦しみが繰り返される...。 そんな「デジャヴのような不幸」に、限界を感じてはいませんか? 「次こそは優しい人を選ぼう」と決めたはずなのに、気づけばまた振り回されている。 「今度の職場こそ」と意気込んだのに、また高圧的な上司のターゲットにされている。 もしあなたがそんなループの中にいるのなら、それはあなたの努力不足や運の悪さではなく、脳が仕掛けた「無意識の罠」が原因かもしれません。 1. 脳は「幸せ」より「慣れ親しんだ不幸」を選ぶ 心理学には 「反復強迫」 という言葉があります。 私たちは無意識のうちに、幼少期に体験した親との関係性や、未完了の心の傷を、大人になってからも再現しようとする性質を持っています。 たとえそれが苦しくて仕方のない関係であっても、脳にとっては「勝手が分かっている(予測可能な)状態」です。逆に、未知の幸せや穏やかな関係は、脳にとって「どう振る舞えばいいか分からない不安な領域」になってしまうのです。 なぜ、あえて不幸を選んでしまうの

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1月7日読了時間: 4分


タイトル:脳を味方に付ける「小さな変化」
新年を迎え、気持ちも新たに、「さぁ、今年は何かに挑戦しようかな?」と想いを巡らせる。 でも、 「新しいことを始めたいのに、三日坊主で終わってしまう」 「自分を変えたいけれど、どうしても腰が重い」 そんな悩みを感じたことはありませんか? 実はそれは、あなたの意志が弱いからではなく、 あなたの脳が正常に機能している証拠 なのです。 私たちの脳には、変化を嫌い、現状を維持しようとする強力な本能が備わっています。今回は、心理学と脳科学の観点から、無理なく自分をアップデートするための「脳を味方につける方法」を解説します。 1. なぜ脳は「変化」を嫌うのか? 私たちの脳には、 「ホメオスタシス(恒常性維持)」 という機能があります。これは、体温や血圧などを一定に保とうとする生命維持のための仕組みですが、実はメンタル面でも同じことが起こります。 脳にとって、今の状態は 「とりあえず今日まで生き延びることができた安全な状態」 です。一方で、新しい挑戦や大きな変化は 「生存を脅かすかもしれない未知の脅威」 として認識されます。 扁桃体(へんとうたい)のブレーキ.

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1月5日読了時間: 4分


新年のご挨拶~一歩を踏み出したいあなたへ
謹んで新春のお慶びを申し上げます。 新しい一年という区切りは、時に「変わらなければいけない」という無言のプレッシャーを私たちに与えることがあります。しかし、心に深い疲れを感じている時に、一人で頑張り続ける必要はありません。 カウンセリングの扉を叩くには、とても大きな勇気がいります。 「うまく話せるだろうか」「否定されたらどうしよう」 そんな不安を抱くのは、あなたがご自身の心を大切に守ろうとしている証拠でもあります。 専門家と一緒に歩むことは、弱さではありません。むしろ、自分自身の人生をより良くしようとする「健やかな選択」です。 今年、あなたにとって一番の贈り物となるのは、誰かに支えられながら「心がふっと軽くなる瞬間」を自分に許してあげることかもしれません。 一歩踏み出すその瞬間から、私はあなたの味方です。 心が少しだけ「誰かと話してみたい」と動いた時、その直感を信じてみてください。 あなたはひとりじゃない

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1月1日読了時間: 1分


スマホに映る「親」の名前。動悸がするあなたは、もう十分に頑張ってきました。
もうすぐ今年も終わり、新しい年が始まる… 毎年この時期になると気が重い…。 ふとした瞬間に鳴るスマホのバイブ音。画面に表示された「親」の名前を見ただけで、心臓がバクバクしたり、胃のあたりがギュッと重くなったりしていませんか? 会えばいつも愚痴や批判ばかり。 こちらの気持ちを伝えても、話は通じず、結局あなたが折れるまで終わらない。 そんな時間が重なると、心はどんどん削られていきます。 でも、あなたはこう自分に言い聞かせているかもしれません。 「育ててくれた親だから」 「私が見捨てたら、お父さん(お母さん)が可哀想」 「親を嫌うなんて、自分は冷酷な人間なんじゃないか」 もしあなたが今、 強烈な罪悪感 に縛られているとしたら、まずはこれだけは知ってください。 「親と離れたい」と思うことは、決して罪ではありません。 それは、あなたの心が「もう限界だよ、これ以上傷つきたくない。私を守って!」と必死に叫んでいる、 極めて正常な生存本能 なのです。 「普通の家庭」という言葉に、二度傷ついていませんか? 親子関係、特に理屈が通じない、境界線が曖昧な関係は、外か

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2025年12月27日読了時間: 3分


「手放す」ということ
「手放す」 という言葉、最近の自己啓発やマインドフルネスの文脈で本当によく耳にしますよね。 一言で言うと、手放すとは 「執着(しがみつき)をやめて、心にスペースを作ること」 です。 物理的な荷物で例えるとわかりやすいかもしれません。両手に重い荷物をパンパンに持っていると、新しいものを受け取ることができませんよね? それを一度地面に置く作業が「手放す」ということです。 具体的にどういうことなのか、3つの視点から見ていきましょう。 1. 「過去を手放す」とは? 過去に起きた出来事そのものを消す(忘れる)ことではありません。 具体的には: 「あの時ああすればよかった」という後悔や、「あの人にこう言われた」という恨みを、 今の自分を縛る材料にするのをやめる ことです。 イメージ: 過去という重い鎖を引きずって歩くのをやめて、「それはそれとして、今は今」と切り離して考える状態です。 2. 「ネガティブを手放す」とは? 「ネガティブな感情を持ってはいけない」と禁止することではありません。むしろ逆です。 具体的には: 湧き上がってきた怒りや不安を「あ、自

nirin-so
2025年12月24日読了時間: 3分


「自分のために生きる」がわからない…アダルトチルドレン〜優しさと自己犠牲の間で
「自分のために生きる」 という言葉を聞いて、どこか申し訳ないような、あるいはどうすればいいのか途方に暮れるような、そんな感覚を抱いてはいませんか。 これまであなたは、周囲の期待に応え、誰かの顔色を伺い、自分の痛みを後回しにして「優しい人」であり続けてきたのかもしれませんね。 でもそれは、あなたが過酷な環境を生き抜くために身につけた、切実で尊い生存戦略でもありました。 アダルトチルドレン(AC)としての生きづらさを抱えるあなたへ、その優しさと自己犠牲の境界線を見つめ直し、少しずつ「自分」を取り戻していくためのメッセージを届けます。 なぜ「自分のため」がわからないのか 多くのACの方は、幼少期に 「ありのままの自分」 を出すよりも 「誰かの役に立つ自分」 でいることで、自分の居場所を確保してきました。 心のアンテナが外を向いている: 自分の感情(お腹が空いた、悲しい、やりたくない)よりも、相手が何を求めているかを察知する能力が、あまりに発達しすぎてしまった。 「わがまま」への恐怖: 自分の意見を言うことが、誰かを怒らせたり、関係を壊したりすること

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2025年12月22日読了時間: 3分


「私のせいではないのに…」とモヤッとしたら「私のせいではないから」とその思考から離れる~アドラー心理学でモヤモヤ解消
「自分は悪くないはずなのに、なぜか心がザワザワする」 「相手が勝手に怒っているだけなのに、自分が責められているような気がして落ち着かない」 日常の中で、そんな風に「納得がいかないモヤモヤ」を抱えてしまうことはありませんか? 「私のせいではない」と頭ではわかっていても、感情がついてこない。そんなとき、私たちの心を救ってくれる強力なツールが、アドラー心理学の 「課題の分離」 という考え方です。 今回は、この「課題の分離」を軸に、モヤモヤからスッと離れて自分を取り戻すための心の整え方をお伝えします。 1. なぜ「私のせいではない」のにモヤモヤするのか? まず、なぜ私たちは「自分は悪くない」と思っているのに、不快な気分を引きずってしまうのでしょうか。 その正体は、心理学的に見ると 「他人の感情を自分の責任として引き受けてしまっていること」 にあります。 例えば、上司が不機嫌だったり、友人があなたの発言を誤解して勝手に落ち込んだりしているとき。あなたは「私が何か気に障ることをしたかな?」「どうにかして機嫌を直してもらわなきゃ」と焦りを感じるかもしれません。

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2025年12月19日読了時間: 5分


虐待サバイバー~ 強くて脆い 心優しき人たちへ~
これまで、本当に強く生きてきましたね。 嵐のような日々の中で、自分を守るために必死で歯を食いしばり、壊れそうな心を自分で抱きしめてきたのだと思います。 だからこそ、あなたは「強い」のです。 けれど、その強さは「頼れる人がいなかったから、強くならざるを得なかった」という、悲しい強さだったのかもしれません。 あなたが抱える「優しさ」の正体 不思議なことに、壮絶な痛みを経験した人ほど、他人に深く共感し、優しい心を待っていることが多くあります。 人の顔色を瞬時に読み取れる(かつて、そうしないと危険だったから) 自分のことより他人を優先してしまう(自分には価値がないと思い込まされてきたから) 「自分が我慢すれば丸く収まる」と考えてしまう その優しさは、あなたの素晴らしい資質です。でも同時に、その優しさが あなた自身を苦しめる鎖 になってはいませんか? 「もう、ひとりで戦わなくていい」 今、あなたは大人になり、あの頃のような直接的な暴力はなくなったかもしれません。 しかし、心の中ではまだ、当時の恐怖や、「自分はダメな人間だ」という否定的な声と戦い続けているの

nirin-so
2025年12月16日読了時間: 3分


人生の停滞を打破する鍵~なぜ「努力」より「直感」が正解へ導くのか?心理学が明かす脳の正体
「これだけ頑張っているのに、なぜか上手くいかない」 「論理的に正しい選択をしたはずなのに、心が晴れない」 もしあなたが今、そんな行き詰まりを感じているのなら、それは「努力不足」ではなく「思考の使いすぎ」が原因かもしれません。 人生を好転させる最大の武器は、実は論理的な思考ではなく、「直感」にあったりします。 これは単なる精神論ではありません。心理学や脳科学の観点から見ても、「行き詰まった時ほど直感に従うべき」という明確な理由が存在するのです。 1. 意識は氷山の一角、直感は海面下の巨大な力 私たち人間は、普段「自分の頭で考えて判断している」と思っています。しかし、心理学的に見ると、私たちが意識的に操作できる思考(論理や理性)は、脳全体の処理能力のほんの 5%程度 に過ぎないと言われています。 残りの95%は 「無意識」 の領域です。 論理で考えようとすることは、広大な海を小さな手漕ぎボートで渡ろうとするようなもの。一方、無意識(直感)を使うことは、海流そのものに乗るようなものです。 行き詰まりを感じる時というのは、たいてい「5%の意識」の容量がパ

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2025年12月13日読了時間: 4分
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