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「手放す」ということ

  • 執筆者の写真: nirin-so
    nirin-so
  • 2025年12月24日
  • 読了時間: 3分

「手放す」という言葉、最近の自己啓発やマインドフルネスの文脈で本当によく耳にしますよね。

一言で言うと、手放すとは「執着(しがみつき)をやめて、心にスペースを作ること」です。

物理的な荷物で例えるとわかりやすいかもしれません。両手に重い荷物をパンパンに持っていると、新しいものを受け取ることができませんよね? それを一度地面に置く作業が「手放す」ということです。

具体的にどういうことなのか、3つの視点から見ていきましょう。


1. 「過去を手放す」とは?


過去に起きた出来事そのものを消す(忘れる)ことではありません。

  • 具体的には: 「あの時ああすればよかった」という後悔や、「あの人にこう言われた」という恨みを、今の自分を縛る材料にするのをやめることです。

  • イメージ: 過去という重い鎖を引きずって歩くのをやめて、「それはそれとして、今は今」と切り離して考える状態です。


2. 「ネガティブを手放す」とは?


「ネガティブな感情を持ってはいけない」と禁止することではありません。むしろ逆です。

  • 具体的には: 湧き上がってきた怒りや不安を「あ、自分は今こう感じているんだな」と客観的に認めて、そこにジャッジ(良い・悪いの判断)をしないことです。

  • イメージ: 濁った水(ネガティブな感情)を無理やりかき混ぜて透明にしようとするのではなく、ただじっと眺めて、泥が沈殿して水が澄んでいくのを待つような感覚です。


3. 具体的にどうすれば「手放せる」のか?


「手放そう!」と思えば思うほど、逆に意識してしまって難しいものです。以下のステップを試してみるのがおすすめです。


「手放す」ための4つのステップ


1. 気づく 「あ、今自分は過去の後悔に執着しているな」「またネガティブなループに入っているな」と、自分の状態を客観的に見つけるだけでOKです。


2. 認める 「そう思っちゃうのも無理ないよね」「今までよく頑張ってきたもんね」と、湧き上がった感情を否定せずに、一旦そのまま受け入れます。


3. 許可を出す 「もうこの重荷を下ろしてもいいよ」「この感情を持ち続けなくても大丈夫だよ」と、自分自身に「手放す許可」を出してあげます。


4. 意識を戻す 最後に、今の自分の呼吸や、目の前にある作業、あるいは温かい飲み物の味など、「今、この瞬間」の感覚に意識をスッと戻します。


💡 大切なポイント


手放すことは、「あきらめる」ことや「逃げる」ことではありません。

むしろ、今の自分にとって本当に大切なものにエネルギーを注ぐための、前向きで知的な「選択」です。

最初は「なんとなく手が軽くなったかも?」くらいの感覚で十分です。

気になっていることや、手放したいなと思っていることなどを紙に書き出してみることをお勧めします。


 
 
 

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