いじめの真実。あなたは絶対に悪くない
- nirin-so

- 6月22日
- 読了時間: 4分
まず、最初にこれだけは心の底から強く伝えさせてください。
いじめられる側、標的にされる側に落ち度は1ミリもありません。
どんな理由があろうとも、人を傷つけたり、おとしめたりする「いじめ」「モラハラ」「パワハラ」などの行為を選ぶ側(加害者)に非があります。ですから、あなたが自分を責める必要は絶対にありません。
しかし、心理学や社会学の視点から見ると、悲しいことに「いじめっ子が、自分の都合で『標的(ターゲット)』に選びやすい人の特徴」というのは存在します。
今回は、あなたがこれ以上傷つかないために、そして「なぜ自分が?」というモヤモヤを紐解くために、その心理的なメカニズムを分かりやすくお話しします。
心理学から見る「標的にされやすい人」の3つの特徴
いじめっ子は、誰彼構わず攻撃しているわけではありません。実は、無意識(または計算ずく)のうちに「攻撃しやすい相手」を品定めしています。
彼らが目をつけやすいのは、以下のような特徴を持つ人です。
1. 「優しくて、反論してこなさそう」に見える(同調性が高い)
心理学において、周囲に合わせるのが得意で優しい人を「同調性が高い」「協調性がある」と言います。これは本来、素晴らしい長所です。 しかし、いじめっ子はこれを「言い返してこない」「何を言っても我慢してくれそう」と都合よく解釈します。彼らは自分が傷つくリスク(反撃されること)を恐れる臆病者なので、優しくて大人しい人を狙うのです。
2. 人と違う「突き抜けた何か」を持っている(異質性)
人は、周囲と違うものに対して恐怖や嫉妬を抱くことがあります。
勉強やスポーツがズバ抜けてできる
独特の感性や趣味を持っている
周囲がまだ持っていない魅力がある
こういった「強い個性」や「優秀さ」は、いじめっ子の心にある「強い劣等感(嫉妬心)」を刺激します。彼らは自分より輝いている人が許せなくて、その輝きを消すために引きずり降ろそうとするのです。
3. いつも一人でいる、孤立している(社会的サポートの欠如)
心理学の実験でも、背後に「味方」が見えない人はターゲットにされやすいことが分かっています。 「これを言ったら、あいつの友達が黙っていないだろうな」と思わせる抑止力がないため、いじめっ子は安心して牙をむいてきます。
落ち度ではなく、ただの「引き金」
ここで重要なのは、これらの特徴は「あなたの悪いところ(落ち度)」ではなく、いじめっ子が勝手に攻撃の理由にした「ただの引き金」だということです。
「背が高いから」いじめられることもあれば、「背が低いから」いじめられることもあります。 「真面目だから」からかわれることもあれば、「不真面目だから」無視されることもあります。
つまり、理由はなんでもいいのです。いじめっ子はただ「自分のイライラをぶつけたい」「誰かを支配してスッキリしたい」だけであり、その口実としてあなたの特徴を勝手に利用しているに過ぎません。
結び:あなたの心を守るために
もし今、あなたが辛い状況にあるなら、どうか次のことを覚えておいてください。
「自分が変わらなきゃ」と思いつめない
あなたがこれ以上「良い子」になろうとしたり、自分をすり減らして周りに合わせたりする必要はありません。悪いのは相手です。
「NO」の意思は小さくてもいい
毅然とした態度を取るのは勇気がいりますが、嫌なときは「嫌だ」と伝える、または無反応でその場を去るなど、「私はあなたの思い通りにはならない」というサインを(できる範囲で)出すことは、彼らの攻撃の熱量を下げる効果があります。
「外の味方」を頼ってください
その狭い環境(学校や職場)の人間関係がすべてではありません。あなたをそのまま受け入れてくれる家族、友人、または専門の相談機関など、別の場所にある「安全基地」とつながってください。
あなたの優しさや、他の人と違う素敵な個性は、決して間違っていません。 自分を責める心の荷物を、まずはそっと下ろしてくださいね。あなたは守られるべき、大切な存在です。
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