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『すみません』が口癖になっていませんか?~その隠された心理とは

誰かに親切にしてもらったとき、ドアを開けてもらったとき、あるいは落としたものを拾ってもらったとき。

とっさに「あ、すみません💦」と言っていませんか?


日本人の美徳でもある「謙虚さ」や「気遣い」から出る言葉ですが、実はこの「すみません」の連発、気づかないうちにあなたの心を少しずつ削っているかもしれません。


今回は、心理学の視点から「すみません」と「ありがとう」が私たちの自己肯定感に与える影響について、お話ししていきます。



「すみません」の裏にある、ちょっぴり切ない心理


心理学では、私たちが無意識に使う言葉は、自分自身に対するイメージ(セルフイメージ)と深く結びついていると考えられています。


何かをしてもらったときに「すみません(=申し訳ない)」と謝ってしまう裏には、無意識のうちにこんな思いが隠れていることがあります。


「私なんかのために、時間や手を煩わせてしまって申し訳ない」

「私は人から大切にされたり、親切にされたりする価値がないかもしれない」


もちろん、悪気があって言っているわけではありませんよね。相手を敬う気持ちや、「申し訳なさ」を表現したい優しさからです。


けれど、脳はあなたが発した言葉を一番近くで聞いています。「すみません」を繰り返すたびに、脳は「あぁ、自分は人に迷惑をかける存在なんだ」と誤解し、セルフイメージを少しずつ下げてしまうのです。



「ありがとう」が魔法の言葉と呼ばれる理由


一方で、同じ場面で「ありがとう💖」と言ってみるとどうでしょうか。


「ありがとう(有り難し)」という言葉の裏には、心理学的にこのような自己受容のメッセージが隠されています。


「私のために親切にしてくれて嬉しい」

「私は、この親切を受け取るに値する人間だ」

「私には、人から大切にされる価値がある」


「ありがとう」と言えるのは、相手の好意をまっすぐに受け取れている証拠です。相手が差し出してくれた「有り難いもの」を、「私には受け取る価値がある」と自分に許可を出している状態なんですね。


さらに、心理学的にも「感謝の言葉は、言った側も言われた側も幸福度を高める」ことが分かっています。

「すみません」と言われると相手は「気にしなくていいのに…」と少し恐縮してしまいますが、「ありがとう!」と笑顔で言われたら、純粋に「親切にしてよかったな」と嬉しくなりますよね。


あなたの「ありがとう」は、自分自身の価値を認めるだけでなく、相手の親切心をも満たす双方向のハッピーを生み出すのです。



小さなレッスン:まずは「す」を「あ」に変えてみる


長年の口癖を急に変えるのは難しいかもしれません。とっさに「す…」と出そうになったら、こう言い換えてみませんか?


  • 「すみません」 ➔ 「(気づいてくれて)ありがとうございます!」

  • 「遅れてすみません」 ➔ 「待っていてくれてありがとう!」


言葉が変わると、心のあり方が変わり、毎日の景色が少しずつ優しく変わっていきます。

あなたは誰かから親切にされ、大切にされる価値が十分にある存在です。次からはぜひ、満面の笑みで「ありがとう」を届けてみてくださいね。



「ありがとう」を口癖に
「ありがとう」を口癖に




 
 
 

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