スティーブン・R・コヴィー氏に学ぶ7つの習慣~心理学的アプローチ Part3
- nirin-so

- 2023年1月25日
- 読了時間: 2分
3回目の今日は『第3の習慣-最優先事項を優先する』について考えていこうと思います。
第2の習慣で、自分の「ゴール」を決めると、今度はその達成のためになすべきことや、やりたいことが見えてきます。
すると、あれもやらなきゃ、これもやりたいな、とたくさんの「やることリスト」に追われて、「1日24時間」の枠からはみだしてしまうことも。
コヴィー氏は著書の中で、行動を4つに分類すると言っています。
1.緊急かつ重要なこと-期限のある仕事、約束、緊急性のある問題への対処など
2.緊急ではないが重要なこと-自分の将来のための勉強、自分にとって重要な人とのコミュニケーション、体調管理など
3.緊急だが重要ではないこと-急な雑用、つきあいのための食事会や飲み会、突然の来客の応対など
4.緊急でも重要でもないこと-TVやYoutubeを見る、友人とのおしゃべりなど
それぞれ必要なことではありますが、ではこの4つの中で最も優先するもの(大切なもの)は何でしょう?
それは、2つ目の「緊急ではないが重要なこと」です。
えっ?と思いますよね。1つ目の「緊急かつ重要なこと」ではないの?と。
でもここで思い出してみてください。
あなたの行動の目的は何ですか?
自分のゴールへ近づくためですよね?
もちろん、自分の夢(ゴール)のためだけの行動だけしていればいいわけではありませんし、私たちの毎日はやらなければならないこと(Have to~)で溢れています。
だから、そんな時は、まず2つ目の事柄を優先することを大切にしつつ、それ以外の分野の事柄については、時には「NO」と言う、「人の力を借りる」という選択肢を持ちましょう。
すると心に余裕が生まれ、いろいろなことが上手く回り始めるでしょう。
何を大切にしていくかがはっきりすると迷いが減り、自信につながります。
心理学的には、自己概念(セルフイメージ)と行動が一致する自己一致 が実現します。
自己一致とは、自分を理解して、正しく認識できている状態のことです。自己一致が実現すると人はありのままに生きられます。
第1~第3の習慣はいわば自分のための習慣です。
そして第4~第7の習慣は、自分と自分を取り巻く周囲のための習慣になります。
次回は『第4の習慣-WIN-WINを考える』です。
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