スティーブン・R・コヴィー氏に学ぶ『7つの習慣』~心理学的アプローチ Part4
- nirin-so

- 2023年1月29日
- 読了時間: 2分
スティーブン・R・コヴィー氏に学ぶ『7つの習慣』4回目の今日は『第4の習慣-Win-Winを考える』についてお話ししようと思います。
ところで皆さん、人間関係でWin-Winな関係以外にどんな関係があると思いますか?
人は知らず知らず”勝ち or 負け”で考えてしまいがちです。Win-Lose ですね。
これは私たちが社会で生きる上でついてまわります。子供の頃は運動会の紅組 vs 白組、受験の合否、社会へ出てからは営業成績や他者との競合など。
自分が勝つためならだれかを押しのけても自分の幸せを優先するという考え方です。
他には、Lose-Win。自分の満足より、相手の満足を優先します。自己犠牲ですね。
そしてLose-Lose。これは「相手を打ち負かしたい」と思うあまり、自分の望むものまで見失い、結果両者ともに傷ついたり何かを失ったりします。
それからWin。これは究極の自己中心的な考え方。自分の幸せだけを目指し、他の人がどうなっても自分には関係ないという考え方です。
Win-Win。自分だけでなく、相手も勝つ。つまり両者納得のいく結果を目指す考え方です。人生は競争の場ではなく、協力して皆で幸せになる場と考えます。
最後にWin-Win or No Deal。No Deal とは、「取引しない」という意味です。Win-Winを目指すが、上手くいかないときは一旦見送るというものです。
Win-Winを叶える鍵は「勇気」「思いやる心」そして「豊かな心」です。
勇気をもって自分の思いを伝え、相手を思いやり、皆が幸せになれることを考える。
そして時には、No-Deal 結論を急がず見送ることも必要です。
アドラー心理学では、幸せの条件として、「共同体感覚」=「人が人を支配しない関係」「協力関係」であるとあります。
次回は『第5の習慣-まず理解に徹し、そして理解される』について読み解いていこうと思います。
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