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スティーブン・R・コヴィー氏に学ぶ『7つの習慣』~心理学的アプローチ Part5

  • 執筆者の写真: nirin-so
    nirin-so
  • 2023年2月1日
  • 読了時間: 1分

5回目は『第5の習慣-まず理解に徹し、そして理解される』についてです。


人は理解されたい生き物です。ですから、理解してもらえないとストレスを感じます。それは相手も同じ。自分を理解してもらうには、まずは相手を理解すること。すると相手に信頼感が生まれ、こちらのことも理解したいという意識が働きます。これを「返報性の法則」といいます。


では相手を理解するうえで大切なことは何でしょうか?

それは共感しながら相手の話を聞くことです。相手の気持ちに寄り添って聞く。

ここで注意しなければならないのは、相手のものの見方は必ずしも自分と同じではないと気づくこと。

人はとかく、自分の「過去の経験」というフィルターを通して物事を見、判断しがちです。これを「自叙伝的反応」と言います。

ですから、共感しながら相手の話を聞いても、それを自分のフィルターで判断しないことです。

○○に違いないという決めつけ、○○したほうがいいよというアドバイス、良い・悪いという判断。これらをしないようにすること。想像力を働かせ、相手の見ている世界を理解する。それが相手を理解することだと私は考えます。


次回は『第6の習慣-シナジーを創り出す』です。

 
 
 

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