メタ認知能力が高まると生きやすくなる理由

「メタ認知」って、なんだか難しそうだけど、実は私たちが毎日を送る上でとっても大切な力なんです。

メタ認知とは、簡単に言うと「自分自身のことを客観的に見れる力」のこと。自分の考えや感情、行動パターンなどを俯瞰して観察し、理解できる能力です。

メタ認知能力が高いと、どんな良いことがあるのでしょうか？

いくつか例を挙げますね。

• ストレスが減る: 自分の感情を客観的に捉えられるので、感情に振り回されにくくなります。

• 問題解決能力が上がる: 問題にぶつかった時、冷静に状況を分析し、最適な解決策を見つけ出すことができます。

• 学習効率がアップ: 自分の学習スタイルや苦手な部分を理解し、効率的な学習方法を選ぶことができます。

• コミュニケーションが円滑になる: 相手の気持ちや状況を考えながら、適切な言葉を選ぶことができるようになります。

• 自己肯定感が高まる: 自分の強みや弱みを理解し、自己肯定感を高めることができます。

  
  

メタ認知能力が高いと、自分自身を深く理解できるようになり、より自分らしく生きることができます。

例えば、自分の価値観や目標を明確にすることで、人生の方向性を定めやすくなります。また、自分の感情をコントロールできるようになることで、人間関係を円滑に築くことができるでしょう。

メタ認知能力は、生まれつき備わっているものではなく、後天的に身につけることができます。

• 日記を書く: 毎日起きたことや感じたことを書き出すことで、自分の思考パターンや感情の起伏を客観的に観察できます。

• 瞑想をする: 瞑想は、自分の内面に向き合い、心を落ち着かせる効果があります。

  *ダライ・ラマの分析的瞑想は頭を空っぽにしようとしても考えが次々と浮かんでしまう人におすすめの瞑想です。

• 自己分析をする: 自分の強み、弱み、価値観などを客観的に分析してみましょう。

• フィードバックを求める: 周りの人に意見を求めることで、自分では気づかなかった新たな発見があるかもしれません。

メタ認知能力は、私たちがより豊かに生きるための大切な力です。メタ認知能力を高めることで、自分自身を深く理解し、人生をより積極的に楽しむことができるようになるでしょう。

ぜひ、今日から少しずつでも、メタ認知能力を高めるための習慣を始めてみてはいかがでしょうか？

*ダライ・ラマの分析的瞑想

1．目を閉じる

2．今考えていることをどんどん思い浮かべる。例えば悩んでいること、課題、仕事のこと、人間関係なんでも。

3．それらを全部大きなシャボン玉の中に入れる。

4．イメージの中で、そのシャボン玉が自分から離れて高く昇っていく様子を観察する。