人の脳は急激な変化を嫌う。だから変わりたいならモーフィングスタイル
- nirin-so

- 2月6日
- 読了時間: 2分
人は誰しも「変わりたい」と思うことがあるのではないでしょうか。
しかし、いざ「変わろう」と思っても、なかなか上手くいかないことが多いものです。
それはそのはず。
なぜなら、人の脳は急激な変化を嫌うからです。
脳の恒常性(ホメオスタシス)とは?
人の脳には、恒常性(ホメオスタシス)という機能が備わっています。
恒常性とは、外部の環境が変化しても、生体の内部状態を一定に保とうとする機能のこと。
たとえば、暑い日に汗をかいたり、寒い日に体が震えたりするのは、この恒常性によるものです。
恒常性によって、私たちは常に最適な状態を保つことができています。
しかし、この恒常性は、変化を嫌うという側面も持ち合わせています。
なぜなら、変化は脳にとって未知の領域であり、危険だからです。
変化を恐れる脳
脳は、常に安全を求めています。
そのため、変化を伴う行動は、脳にとって脅威となり、抵抗しようとするのです。
「変わりたい」と思っても、なかなか行動に移せないのは、この脳の抵抗によるものだったのですね。
モーフィングスタイルという考え方
では、どうすれば脳の抵抗を抑え、スムーズに変化することができるのでしょうか?
そこでおすすめなのが、モーフィングスタイルという考え方です。
モーフィングとは、ある画像から別の画像へ徐々に変化していく映像技術のこと。
このモーフィングのように、目標とする状態へ一気に変化するのではなく、少しずつ段階的に変化していくのです。
モーフィングスタイルのメリット
モーフィングスタイルには、以下のようなメリットがあります。
脳の抵抗を減らすことができる
無理なく変化を続けることができる
変化の過程を楽しむことができる
今回は、脳の恒常性とモーフィングスタイルについて解説しました。
この記事を読んだあなたが、少しでも変化することへのハードルを下げ、より良い方向に進むことができることを願っています。
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