他人の顔色が気になって疲れてしまう…。「いい子」を演じ続けてきたアダルトチルドレンが自分軸を取り戻す方法
- nirin-so

- 13 分前
- 読了時間: 3分
✅職場の上司の機嫌が悪いと、自分のせいではないかと不安になる
✅友達とのランチで自分が食べたいものではなく相手に合わせたメニューを選んでしまう
✅LINEの返信が遅いと、「何か変なことを言ったかな」と一日中気にしてしまう
もしあなたが、日常的にこんな疲れを感じているなら、それはあなたの性格のせいではありません。
もしかすると、子供の頃から「親の顔色を伺って生き延びてきた」アダルトチルドレン(AC)特有の思考癖が原因かもしれません。
なぜ、人の顔色がこんなにも気になるのか?
常に周囲の空気を読み、相手が求めている正解を探してしまう。
これを「過剰適応」と呼びます。
安心できる家庭環境で育った人は、家が「充電場所」になります。
しかし、機能不全家族の中で育った人にとって、家は「戦場」でした。
いつ親が爆発するかわからない緊張感
親の愚痴を聞き役として受け止め続けた経験
「いい子」にしていないと居場所がなかった記憶
こうした環境では、相手(親)の顔色を先読みすることは、自分を守るための高度な「サバイバルスキル」でした。
あなたは決して弱かったわけではありません。むしろ、誰よりも繊細に空気を読み取ることで、過酷な環境を生き抜いてきた「サバイバー」なのです。
ただ、大人になった今の社会生活において、その高性能すぎるアンテナが、あなた自身を疲れさせてしまっているのです。
「他人軸」から「自分軸」へシフトチェンジする
アダルトチルドレンの回復のプロセスは、この「他人軸(他人がどう思うか)」で回っているOSを、「自分軸(自分がどうしたいか)」へとアップデートする作業です。
「わがままになりましょう」ということではありません。
「私はこう思う」「私はこう感じる」という、自分の中に本来あるはずの声を、もう一度拾い上げてあげる作業です。
長年「いい子」の仮面をつけてきたあなたにとって、その仮面を外すのはとても怖いことかもしれません。
「嫌われるのではないか」「見捨てられるのではないか」という恐怖が湧いてくるでしょう。
ですが、あなたの価値は、誰かの期待に応えることで決まるものではありません。あなたは、ただそこにいるだけで価値がある存在なのです。
今日からできる「自分を取り戻す」小さな練習
自分軸を取り戻すリハビリは、本当に小さなことから始めるのがコツです。
「I(アイ)メッセージ」で考える「(上司が)怒っているかな」ではなく、「(私は)今、不安を感じているな」と、主語を「私」にして感情を言語化します。
小さな選択を自分でするコンビニでおにぎりを買う時、なんとなくではなく「今、私の胃は何を欲している?」と自分に問いかけてから選んでみてください。「自分で決めた」という感覚の積み重ねが自信になります。
「NO」を言う練習行きたくない誘いを断る、無理な頼み事を断る。最初は小さなことからで構いません。断っても相手との関係が壊れないことを体験することが、大きな癒やしになります。
まとめ
他人の顔色を伺い続ける人生は、まるで他人の人生を生きているようなものです。
もうそろそろ、その重たいセンサーを下ろして、あなた自身のために息をしてもいい頃ではないでしょうか。
「親子カウンセリングコーチング」では、あなたが無意識にかけてしまった「いい子」の呪いを解き、本来のあなたらしさを取り戻すお手伝いをしています。
「自分が何をしたいのかわからない」
そんな状態からのスタートで大丈夫です。
絡まった糸をほどくように、一緒に少しずつ、あなたの心を取り戻していきましょう。

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