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思い通りにできるのは自分の内側だけ~心を軽くする心理学的アプローチ

9月8日
読了時間: 3分

「どうしてこんなことになってしまったんだろう?」

「なぜあんなこと言われなきゃならないの?」


既に起こってしまった出来事を振り返り、やるせなさに苦しくなってしまう…。


過去の出来事や他人の言動を変えることはできませんが、あなたの「今ここ」の思考と行動はいつでも自分の手で選び直せます。


そこで今日は、つらい渦中から抜け出し、心を少しだけ軽やかにするための心理学的なアプローチをご紹介したいと思います。



1. 自分の領域と外の領域を分ける(選択理論) 


つらい出来事そのものは、決してあなたの責任ではありません。しかし心理学(選択理論)の観点では、「私たちが直接コントロールできるのは、自分自身の思考と行動だけ」と考えます。自分では変えられない過去や他人に意識を向け続けると、心はコントロール不能な状態に晒され、強い無力感やストレスを抱え込んでしまいます。


2. 「反芻(はんすう)思考」のループを断ち切る 


出来事を頭の中で何度も思い返し、「なぜあんなことに」「どうして私ばかり」と考え続けてしまう状態を、心理学では「反芻思考」と呼びます。

これは脳内で痛みを何度も再体験しているのと同じ状態であり、苦しみを長引かせる最大の要因です。


3. 心を切り替える「2ステップ」の処方箋 


このループから抜け出すには、自分に声がけをしてあげることがポイントです。

  • ステップ1:セルフ・コンパッション(感情の受容) 

    いきなり前向きになろうとせず、まずは「本当に嫌だったよね」「傷ついたよね」と自分の感情に寄り添います。感情は否定せず「ただそこに存在すること」を認めてあげることで、初めて沈静化していきます。


  • ステップ2:小さな行動活性化(今できる選択) 

    心が少し落ち着いたら、「じゃあ今この瞬間、私が少しでも楽になることは何だろう?」と自分に問いかけます。「温かいお茶を一口飲む」「深呼吸を3回する」「窓を開けて空を見る」など、どんなに小さくても構いません。



思い通りにできるのは自分の内側だけ


辛い出来事はあなたのせいではないかもしれない。

でも、それを手放さずずっと抱えている間、あなたは苦しみの中から出られません。

だから、「嫌だったよね」と自分に寄り添ったら、次に、じゃあ今この瞬間、私が少しでも楽になることは何だろうかと考えて、その行動を小さくてもいいからしてみましょう。


意識を「過去の不快感」から「今この瞬間の自分への優しさ」に向ける小さな行動こそが、脳の反芻を止め、あなたを苦しみから連れ出してくれる確かな一歩になります。


それでも、苦しくてつらいとき、一人で悩まず、いつでもご相談ください。

あなたが苦しみから抜け出すお手伝いができれば嬉しいです。


自分自身を覗いてみる
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