悲劇のヒロイン症候群

悲劇のヒロイン症候群（悲劇のヒロインシンドローム）という言葉を聞いたことがありますか？

検索すると、「かまってちゃん」「不幸自慢がうっとうしい」などと書かれているのを見かけることもあります。

実は私自身も経験者です。

本人からしてみたら、意図的にかまってほしいとか同情してほしいなどのつもりはなく、本当に辛くてどうにかしたくて心の叫びが漏れてしまう感覚に近いと思います。

悲劇のヒロインシンドロームから抜け出せない本当の理由。

それは胸の奥にいわれのない罪悪感があるから。

アダルトチルドレンに多く見られるこの罪悪感は、この世に存在していること限り胸の奥に居座るため、不幸でいることでこの罪悪感を薄めようと、自ら不幸にしがみついてしまいます。

自ら幸せを壊したり手放したりする、「幸せ恐怖症」にも通じています。

この罪悪感を手放し、「悲劇のヒロインシンドローム」から抜け出すには、一人で悩まずに、誰かに相談したり、心理カウンセラーに相談するなど、プロの手を借りるのも一つの方法です。