私たちの行動は「快」と「不快」でできている?~フロイト心理学から学ぶ心の仕組み~
- nirin-so

- 2月21日
- 読了時間: 2分
みなさん、こんにちは。心理カウンセラーの吉田レイ子です。
突然ですが、私たちはなぜ、このような行動をとるのでしょうか?
「もっと成長したいから勉強する」
「健康のために運動する」
「好きな人と一緒にいたいからデートする」
理由はいろいろあると思いますが、心理学者のフロイトは、人間の行動には2つの根本的な動機があると考えました。
1. 苦痛の回避(防衛本能)
人間は、痛みや苦しみといった不快な状態を避けようとする本能を持っています。
・熱いものに触れたときに、とっさに手を引っ込める
・嫌なことがあったときに、気分転換をする
・危険な場所には近づかないようにする
これらはすべて、不快な状態から身を守るための行動です。
2. 快の追求(生存本能)
人間は、快感や喜びといった心地よい状態を求めようとする本能も持っています。
・美味しいものを食べる ・好きな音楽を聴く ・楽しい時間を過ごす
これらはすべて、心地よい状態を得るための行動です。
フロイト心理学から学ぶこと
フロイトの心理学は、私たちの行動の根源には「快」と「不快」という2つのシンプルな動機があることを教えてくれます。
「快」を求めることは、私たちが生きていく上でとても大切なことです。 「不快」を避けることも、私たちを守るために必要なことです。
でも、この2つの動機だけに振り回されると、私たちはバランスを失ってしまうかもしれません。
例えば、「快」を求めすぎるあまり、健康を害するような生活を送ったり、「不快」を避けるあまり、新しいことに挑戦できなくなったりです。
私たちは、自分の行動の理由を深く考えることで、より自分らしく生きることができます。
「今、私は何を求めているんだろう?」 「何が私を不快にさせているんだろう?」
自分自身に問いかけることで、本当に求めているものが見えてくるかもしれません。
そして、時には立ち止まって、自分を大切にすることも忘れないでくださいね。
このブログが、みなさんの心が少しでも軽くなるきっかけになれば幸いです。
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