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認められたい気持ちの奥にあるもの

人は誰しも、他者から認められたいという気持ちを持っているのではないでしょうか。

それは、自分の存在意義を感じたい、自分の価値を確かめたいという根源的な欲求からくるものかもしれません。

しかし、その「認められたい」という気持ちには、さまざまな動機が隠されています。


打ち負かしたいからではない


例えば、競争心。

誰かに勝ちたい、負かしたいという気持ちは、時に成長の原動力となります。

しかし、それは「認められたい」という気持ちとは少し違うかもしれません。

競争心は、あくまでも「自分」と「他者」との比較の中で生まれる感情です。

一方、「認められたい」という気持ちは、もっと内面的なもの。


誇らしく思ってもらいたいから


それは、誰かに勝ちたいから、打ち負かしたいからではなく、

「自分の存在を肯定してほしい」

「自分の頑張りを認めてほしい」

「自分の成長を一緒に喜んでほしい」

という、純粋な願いから生まれるものなのではないでしょうか。


愛されたい気持ちの裏返し


もしかしたら、「認められたい」という気持ちは、

「愛されたい」

「受け入れてもらいたい」

という気持ちの裏返しなのかもしれません。

人は誰しも、愛する人、大切な人から認められたいと願うものです。

それは、自分の存在を肯定し、愛されている実感を得たいからに他なりません。


自己肯定感を高めるために


「認められたい」という気持ちは、決して恥ずかしいものではありません。

それは、人間として自然な感情であり、自己肯定感を高める上でとても大切なものです。

自分を認め、愛し、誇れるようになるために、

「認められたい」という気持ちを大切にすることは、決して悪いことではありません。


誰かに認められることは、もちろん嬉しいことです。

しかし、一番大切なのは、自分自身を認めること。

自分の良いところ、頑張っているところ、成長したところを、自分でしっかりと認めてあげましょう。

そして、周りの人たちにも、惜しみない賛辞を贈りましょう。

認め、認められる関係性の中で、私たちはより豊かに、より幸せに生きることができるのではないでしょうか。


 
 
 

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