top of page
検索

どうしていつも悩んでしまうのだろう?

私たち人間は、心の中で色々なことを考える生き物です。それは、私たちが「もっと成長したい」「もっと幸せになりたい」と思っているからです。

例えるなら、ゲームの主人公みたいなもの。今のレベルよりもっと強くなりたい、新しいステージにも挑戦したい。 そのために、「どうすればもっと強くなれるか?」「次のステージにはどんな敵がいるんだろう?」と考える。これが、私たちの「悩み」に近いものかもしれません。


悩みがなくならないのはなぜ?


  1. 脳みそが心配性だから

    • 私たちの脳は、危ないことや嫌なことをすぐに察知するセンサーを持っています。昔、まだ安全じゃなかった時代に、このセンサーのおかげで生き残ってきたからです。なので、どうしても悪いことや心配なことに目が向きやすいのです。過去の失敗とか、将来の不安とか、頭の中でぐるぐると考えてしまうのは、このセンサーのせいです。

  2. 「こうなりたい」があるから

    • それぞれの心の中に「こうなったらいいな」という理想がありますよね? 仕事で成功したい、もっと優しい人になりたい、素敵な家に住みたい…色々あると思います。しかし今の自分とその理想の間にギャップがあると、「どうすれば近づけるんだろう?」と悩んでしまいます。これは、成長したい気持ちがある証拠です。

  3. ついつい比べてしまうから

    • スマホを開けば、色んな人の楽しそうな情報が目に飛び込んできます。「あの人、楽しそうだな」「私だけうまくいかないのかな」と、つい自分と比べて落ち込んでしまうこと、ありますよね? 比べることで、「自分ももっと頑張りたい」と思う気持ちも生まれますが、それが悩みにつながることもあるのです。

  4. 未来が分からないから

    • 明日のこと、来週のこと、将来のこと…分からないことだらけですよね。「うまくいくかな?」「失敗したらどうしよう?」と、未来のことを考えると不安になり、それが悩みになってしまいます。変化は、新しいチャンスでもありますが、新しい=未知ゆえに不安になってしまいます。

  5. 自分に厳しすぎるから

    • 「もっとちゃんとやらなきゃ」「完璧にできないとダメだ」と、自分に厳しくしすぎると、少しでもうまくいかないとすぐ「こんな自分はダメだ…」と落ち込み悩みます。理想が高いのは良いことですが、自分を追い詰めすぎると、

    • 悩みが尽きません。

  6. 昔の嫌なことを忘れられないから

    • 昔あった嫌なことや辛かったことは、心の奥底にしまっておいても、ふとした瞬間に思い出して、今の気持ちをどんよりさせることがあります。過去の経験が、今の悩みに繋がっていることもあるのです。


悩みを軽くするためのヒント


悩みは、成長するためのエネルギーにもなりますが、ずっと悩んでいると疲れてしまいます。そこで、少しでも楽になるためのヒントをいくつかご紹介します。


  1. 悩みを「可視化」する

    • 頭の中でぐちゃぐちゃになっていることを、紙に書き出してみましょう。「何に悩んでいるのか」「どうしてそう思うのか」を整理するだけで、客観的に見ることができ、スッキリします。

  2. 考え方のクセや悩みのパターンに気づく

    • いつも同じようなことで悩んでいるなと思ったら、「もしかして、いつもの考え方のクセがあるのかも?」と意識してみましょう。「〜すべきだ」って決めつけすぎていないか、「どうせ私なんて…」ってすぐに諦めていないか、自分の考え方のクセに気づくことが大切です。

  3. 小さな目標を立てて、達成感を味わう

    • 大きすぎる目標だと、なかなか達成できず、さらに悩んでしまうことがあります。まずは、今日できる小さな目標を立てて、それをクリアしていくことで、「私にもできる!」という自信を積み重ねていきましょう。

  4. 人と比べない、過去の自分と比べる

    • 他の人の抜粋された良い部分だけを見ても落ち込むだけかもしれません。それよりも、「去年の自分より、ちょっと成長したな」とか、「前にできなかったことができるようになった」と、過去の自分との変化に目を向けてみましょう。

  5. 「今ここ」に集中する練習

    • 過去の出来事や未来の心配ばかりしていると、今を楽しめません。「今、何をしているか」「どんな気持ちか」に意識を向ける練習をすると、不安な気持ちが少し楽になることがあります。

  6. 「ま、いっか」の魔法

    • いつも完璧じゃなくて大丈夫。ちょっとくらい失敗しても、「ま、いっか」って思える心の余裕を持つことも大切です。自分を責めすぎないで、優しい言葉をかけてあげましょう。

  7. 誰かに話してみる

    • 一人で抱え込んでいると、どんどん辛くなってしまいます。信頼できる家族や友達に話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることがあります。専門の人に相談することも、解決の糸口になるかもしれません。

  8. 体を動かしたり、ゆっくり休んだりする

    • 心と体は繋がっています。疲れていると、どうしてもネガティブな考えに陥りやすいです。しっかり睡眠をとったり、軽い運動をしたり、リラックスできる時間を作ったりして、体を大切にしましょう。


私たちは、もっと成長したい、もっと幸せになりたいと願うからこそ悩むことがあります。悩みは、決して悪いものではなく、自分自身と向き合い、成長していくための大切なステップなのかもしれません。焦らず、少しずつ、自分にとって心地よい方法で悩みと付き合っていくことが大切です。


 
 
 

Kommentare


Copyright  親子カウンセリングコーチングNirin-so
bottom of page